2023年トレンドファッション予想|コロナ禍を経て進化するファッション

皆様もご存知のように、2020年の新型コロナウィルス感染症の影響により世界中で、多くの生活や仕事、経済において大きな変化をもたらしました。
世界中での新型コロナウィルス感染症の爆発的な感染拡大によって、異様な雰囲気の世の中になったあの時のことをつい最近のことのように思います。

あれから早3年が経ち2023年ようやく私たちの生活も少しづつ変わってきています。

私たちの生活や仕事は、新型コロナウィルス感染症の影響によってどのようなことが変わったのでしょうか?

  • 生活の変化
    マスク着用が一般的になった。
    ・外出自粛やロックダウンなど、国や地域に
    よって様々な制限が設けられ、
     外出が制限された。
    オンラインイベントやオンライン会議の増
     
    ・運動不足や健康面での懸念が増加し、自宅
     での運動やオンラインでのフィットネス動
     画の利用が広がった。
    ・外出自粛や制限により、外国人観光客が激減し観光業に打撃を与えた。

仕事の変化
テレワークが一般的になった。
・多くの会社でリモートワークやフレックスタイ
ム制度が導入された。
オンラインでの商談やミーティングの増加
・接客や飲食業、イベント業などの業界での職場
の閉鎖や解雇、休業が相次いだ。
・医療現場をはじめとする一部の分野では、忙し
 さが増し医師や看護師、その他医療従事者の
 負担が増加した

私たちの生活や仕事の変化が今ではそれが『当たり前』に変わってきています。この変化は、ファッションの分野においても大きく変わっていることをご存知でしょうか?

実はずっと昔から人々のファッションは、私たちの生活や社会的状況の変化と大きく関係しているのです。

例をいくつか挙げてみましょう。

ファッションと生活の関係

①社会的状況の変化
女性が社会的に自立し始め女性の就業が増えるにつれ、女性向けの服装の需要が増え女性のパンツスーツが流行するようになった。

②気候の変化によるファッションの流行変化
雪が多い地域では、防寒性の高いコートなどが必要となりコートのデザインや素材も変化する。逆に、暑い地域では涼しく快適に過ごすための服装が需要とされ、綿や麻などの素材や軽装のアイテムが流行する。

③文化的背景によるファッションの流行変化
文化的なバックグラウンドによって、ファッションの傾向やデザインが変わる場合がある。例えば、日本の着物、チャイナドレスやハーレムパンツ、サリーなどは、それぞれの地域の文化や歴史的背景に基づいたファッションである。

④テクノロジーの進歩によるファッションの流行変化
テクノロジーの進歩に伴い、ファッションの技術も進化する。例えば、再利用可能な素材やエコファッション、インターネット経由で購入できる衣料品市場「オンラインショッピング」などが近年注目されている。

いかがでしょうか。
生活や社会状況の変化とファッションの繋がりを知ると、トレンドファッションへの関心が今までとは少し変わってくると思います。

次は、ファッション業界において現在注目されているキーワードを見てみましょう。

ファッション業界において注目されているキーワード【2023】

  1.  サステナビリティ(Sustainability)
    ファッション業界においては、長年にわたり環境問題や人権問題が問題視されてきました。
    そのため、サステナビリティ(持続可能性)が注目されており、環境に優しい素材の使用や、労働環境の改善が求められています。
    【Patagonia(パタゴニア)】
    1957年、イヴォン・シュイナードが創業したアウトドアブランド。
    2022年すでに製品の90%はリサイクル素材を使用している。2025年までには100%リサイクル素材を達成。「Worn Wear」プロジェクト:学生たちの衣類やユニフォームなどを無料で修理するサービスを行なっている。アパレル企業であるにもかかわらず、安易な新品衣類の買い替えを推奨していない。修理することで長く着られる、ということを伝えている。 【STELLAMcCARTNEY (ステラマッカートニー)】
    2001年、イギリスの有名ファッションデザイナー、ステラ・マッカートニーによって設立。地球環境に優しいラグジュアリーブランド。
    約20年前から、持続可能性とファッション性の両立をブランドの原点に掲げており、数多くあるラグジュアリーブランドの中でも倫理的でサスティナブルなファッションの重要性をいち早く取り入れたブランド。
    創業者のステラマカートニーがヴィーガンであることもあり、創業から動物由来の毛皮や革素材を一切使っておらず、アイテムの金属部分にも再生可能なメタルを使用。約20年前から、持続可能性とファッション性の両立をブランドの原点に掲げている。  
  2. ジェンダーレス(Genderless)
    近年、男女どちらでも着用できる衣類が増え、ジェンダーレスなファッションが注目されています。男性が女性向けのアイテムを着用することも増えてきており、同様に女性が男性向けのアイテムを着用することも増えています。
    【three dots(スリードッツ)】
    1995年、LAで誕生したブランド。度重なる研究と試行錯誤の末にリリースされたTシャツは、極上のフィット感でセレブの間でもマストアイテムとなっている。最高の着心地とシンプルで洗練されたデザインは年齢問わず着用でき、ユニセックスブランドの中でも人気がある。 【オーシバル(ORCIVAL)】
    1939年チャールズ・バルトがフランス・パリで創設。1950~1960年代に、フランス海軍に制服としてマリンTシャツを提供したことで由緒あるブランドとして認知度を高め、1970年代にはフランス海軍への供給にとどまらず、新たなマーケットを開拓。
    ジェンダーレスファッションなファッションとして人気ある。
  3. デジタル化(Digitization)
    ファッション業界においても、デジタル化が進んでいます。例えば、オンラインでのショッピングや、SNSを通じた情報共有が、ファッション業界での販売や情報発信の主流になっています。
  4. マルチカルチャラリズム(Multiculturalism)
    ファッション業界では、さまざまな国や文化から受けた影響を取り入れたデザインが増えています。また、多様性が認められるようになり、人種や性別、年齢などの多様性を表現するアイテムも増えています。

2023年 ビジネスファッショントレンド予想

世界中での新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、私たちの生活も大きく変わりましたが、ファッションにおいて今後はどのような変化を遂げるのでしょうか。

また、コロナ禍を通して現在の私たちが求めるこれからのファッションとはどのようなものなのでしょうか。


さらなる機能性と快適性が重視される
今後のビジネスファッションでは、機能的で快適な着心地が重視される。ストレッチ素材や通気性の良い素材が使われるでしょう。


 シンプルでミニマルなデザイン
ビジネスシーンでは、シンプルでミニマルなデザインが重視される。
クリーンなシルエットで、無駄のないデザインになることが求められる。

 デジタル化に適したデザイン
技術の進歩とともに、デジタル化されたビジネス環境が増えていくため、デジタル化に対応するデザインが求められる。(例:ポケットの位置や大きさ、スマートフォンやタブレットを収納できるポケット位置など。)


 自然素材を使用したアイテム
再生可能な素材を使用したブランドが増える。(例:オーガニックコットンやリサイクル素材)


 オンラインコミュニケーションによるビジネス会議等での着用
2020年の新型コロナウィルス感染症の影響により、オンラインコミュニケーションが増えた。そのため、オンラインビジネス会議等での着用を踏まえて、トップスのみのビジネスカジュアルアイテム等が増える。


まとめ

コロナ禍による生活や仕事の変化に伴って、私たちの求めるものも変わってきていることにお気づきでしょうか。ファッションもその中の一つです。

今回は、コロナ禍からのファッションの変化をお伝えいたしました。

自宅で過ごすことが増えると洋服にはデザイン性はもちろんですが、着心地が重視されるようになりました。着心地を求めると、それは素材にも関係していきます。
人は自分の心地が良いものを自然と選び、それを求めます。

最近話題になっているテクノロジーを取り入れたファッションには、AppleやGoogleなどのテクノロジー企業が注目されてます。スマートファブリックと呼ばれる、小さな半導体やセンサーを衣類に埋め込む手段によって、人間のあらゆる行動をモニターしたりデータ化したりすることが可能になるのです!!このような衣類は、スポーツ選手、学校や医療の場でも活躍するでしょう。

ファッションから広がる未来を想像すると、とてもウキウキしますね。

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